車業界の違和感

日本の自動車業界の量産設計部は工場と言っていい。設計工場なのだ。大量生産のモノづくりのやり方をそのままアルゴリズム開発に持ってきて悉く失敗する。専門性、向き不向き構わず、人が足りなければ単なる労働力として人を持ってきて、一箇所に固めてたくさん喋ってベラベラワーワーやらせれば、高度なアルゴリズム開発ができる、何でも乗り越えられる、と桁外れに勘違い。大量生産のモノづくりは今までそれでうまくできたかもしれないが、アルゴリズム開発にそれは通用しないのだ。

日本の自動車業界の量産設計部でベラベラワーワーが多い理由

(~"なぜそーゆー風なのか"視点で書くシリーズ~)

皆よく分からない・考えが至らない・新規に考えることができない
そもそも言われたことしかできない
 ↓
1人でやるのが超不安・1人では進捗ないので超不安・自分の責任になるのが超嫌
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それだから、相談しまくる・確認しまくる
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沢山相談していると、他から見られた時に何か沢山やっている感が出て
 何もできていなくても頑張っていたと評価される
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常時一緒に話しながら皆でやりたくなる・連帯責任にしたくなる
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いたる所の自席界隈で常時ベラベラワーワーが発生する
 ベラベラワーワーと口頭で考えられる程度のことしか考えられない
 ↓
ひいては、ベラベラワーワーして皆で話しながらやっている状態こそがいいとされ、
ベラベラワーワーしない人は、コミュニケーション能力がない人だ、と
低評価される始末。

注:

コミュニケーション能力とは、ベラベラワーワーできる能力ではない。
ア○マネージャによって自分たちの都合のいいように解釈されたまやかし。