車業界の違和感

日本の自動車業界の量産設計部は工場と言っていい。設計工場なのだ。大量生産のモノづくりのやり方をそのままアルゴリズム開発に持ってきて悉く失敗する。専門性、向き不向き構わず、人が足りなければ単なる労働力として人を持ってきて、一箇所に固めてたくさん喋ってベラベラワーワーやらせれば、高度なアルゴリズム開発ができる、何でも乗り越えられる、と桁外れに勘違い。大量生産のモノづくりは今までそれでうまくできたかもしれないが、アルゴリズム開発にそれは通用しないのだ。

2021-11-12から1日間の記事一覧

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自動車業界、特に下請会社は、開発・設計と銘打っていても、中身は完全に工場です。 1日単位で予定を立てて日報を報告するExcelシート。 毎日進捗フォローする打合せ。 毎日、発言させる、毎日、説明させよう、という工場の気概。自分は安全な地位にいて、ネ…

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日本の自動車業界は「指示してやらせる」これが基本形。これが工場方式の真骨頂。 「指示してやらせる」がある所では、自ずと「納期」と「進捗」が出てくる性質。 「指示してやらせる」形になるととても都合がいい。自分の能力無関係に、何でも出来るのだか…

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自動車業界が大好きな、工場方式、下請け方式。なので、自動車業界では、新規要素のある開発も工場方式でやろうとします。ものづくりで工場方式・下請け方式が大成功しているので、自動車業界はすべてを工場方式・下請け方式でやるのが当然だ、という理論に…